子宮体癌手術後で仕事復帰までとは?

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ここでは、「子宮体癌手術後で仕事復帰まで」
についてお話します。

 

子宮体癌を発症し、手術をして
安心するかと思いますが、

 

もし入院前に仕事をしている方
でしたらいつ仕事復帰するべきか
悩みますよね?

 

そこで、今回は子宮体癌の手術後の
仕事復帰についてまとめました。

 

子宮体癌手術の退院後の生活

 

退院したら元の生活にすぐ戻そうとする
方もいますが、手術後は体力が

 

低下しており手術創もしっかりと
くっついている訳ではありません。

 

術後1ヶ月程度を目標に、ゆっくりと
除々に生活を元に戻していきます。

 

退院後1週間は入院中と同様に
ゆっくりと過ごしてください。

 

長時間同じ姿勢でいたり下腹部に
いきなり力が加わるような姿勢や
動作は手術創に負担がかかり痛みが出ます。

 

重たい物を持ったりするのは
パートナーに任せ、疲れたりお腹が

 

痛くなったらすぐに横になって
休んでください。

 

また足がむくみやすくなっているので、
横になるときは足を
上げておくと良いです。

 

ただ、全く動かないと手術創が
癒着してしまうため、

 

無理のない程度の軽い運動を
すると良いです。

 

手術後は以前と同様に運動が
できなくなることや下腹部に

 

力が入らなくなるため便秘に
なりやすいので、便秘予防にも
効果があります。

 

食事も注意点は特にありませんが、
手術創が早く良くなるように
バランスのとれた食事にしてください。

 

太りやすくなるため、低カロリーで
高タンパクな食事だとなお良いです。

 

子宮全摘出すると膣の両端を
縫うので初めは少し出血することが
ありますが、特に問題ありません。

 

感染予防のため、毎日シャワーを
浴びて体を清潔にしてください。

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しかし、入浴は感染リスクが
高まりますので、次の検診の時の
医師の判断によります。

 

シャワーを浴びていると手術創が
痛くなる場合は、ウォシュレットなどで
手術創を清潔にしてください。

 

次回の検診と仕事復帰

 

退院後の検診は手術内容によって
異なりますが、開腹手術は約1ヶ月後、

 

腹腔鏡下手術や膣式手術は入院期間が
短いため1〜2ヶ月程度が多いです。

 

この検診で手術創の状態から、
入浴や仕事復帰の時期など今後の生活に
ついてある程度めどがつきます。

 

仕事復帰する時期は、仕事の内容や
退院後の体の状態によります。

 

手術後は体力が低下するだけではなく、
腕を上げただけで腹圧がかかり手術創に
負担がかかることがあります。

 

重労働でしたらなおさら体に負担が
大きいですし、事務など座って行う

 

仕事でも長時間同じ姿勢で手術創が
痛む事もあります。

 

退院して1週間経たないうちに
仕事復帰しましたが、今まで通りの

 

仕事がこなせず迷惑をかけてしまった
という女性もいます。

 

主治医や仕事、自分の体とよく
相談しながら仕事復帰の時期を
検討してください。

 

このように、子宮体癌の手術が
無事に終わっても、元の生活に戻るには
時間がかかります。

 

早く元の生活に戻るためには
パートナーとの協力が必要不可欠です。

 

女性にとって子宮がなくなることは、
女性としての自信がなくなり
つらい気持ちになります。

 

あまり自分を責めてしまうと
気持ちが沈むだけではなく脳が

 

女性ホルモンのバランスを失い
更年期症状の様な不快症状が出現します。

 

あまりに辛かったら主治医やそばにいる
看護師に話すだけでも落ち着きますし、
患者会に参加する方法もあります。

 

これだけやって前向きな気持ちに
なれなくても、そのときは

 

「これは自然なことだから」

 

ととらえてください。

 

退院後は無理のないようにゆっくりと
自分のペースで過ごしてください。

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